2015年3月5日木曜日

王道RPG的な世界で1人の少女が平和のために頑張る?お話


男:女(:不問)=1:1(:1) 計2人+1人
シリアス

(様子=10) ※様子(ナレ)の語りを増やす等の編集はおkです。
男=17
女=14

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■様子
とある屋敷、個室とはいっても
通常より一回りも二回りも広い部屋の真ん中で
少女がお菓子を摘みながら楽しそうに話している。

■少女
今日はね、全員女の子のパーティーが来たのよ。
お菓子を食べたり、今まで通ってきた町や村の
流行ファッションのお話とかしたり・・・とても楽しかったの!

■男
ほう?
それはそれは、俺も話してみたいものだ。

■少女
残念ね、もう居ないわ。
・・・というか、私じゃ不満なわけ?

■男
ふっ、貴様がここに居る時点でもう居ないのは分かっている。
私には今のこの時間で十分だ。

■少女
ふふっ、わかっているならそれでいいのよ。

■様子
少女は話し相手である男の返答に満足した様子で立ち上がり、
残っていたお菓子を手早く包んで鞄へと入れた。

■男
おや、もういくのか?

■少女
今夜は物好きな誰かさんが毒抜きしたお肉を食べるのでしょう?
間違って私も、なんてなったら嫌ですもの。

■男
貴様がここに来るようになって半年だ。
そろそろ料理人も覚えるだろう。

■少女
それでも嫌!前みたいなのは御免だわ。
それに、今日使った薬草の調達とかもあるし、また明日には来るんだから。

■男
そうだな。また明日にでも話の続きを聞くとするか。
今日はまだ森が殺気立っている、護衛を付けよう。

■少女
ええ、ありがとう。

■様子
少女は男の手配した護衛と合流すると、
少しばかりザワザワとした森をご機嫌な様子で通り抜けていった。

■男
さて・・・食事の前にその前に軽い運動でもするか。

■様子
少女を見送った男は踵を返すと、反対側にある出入口へと向かう。

■男
・・・3人か。
ふっ、今宵はごちそうになりそうだ。

■様子
次の日、男の屋敷にバタバタと慌ただしい足音が響く。
バタンと大きな音を立てて扉が開いた先には、
いつもと同じ様子でお菓子の並べられた席に男が座っていた。

■男
どうした?そんなに慌てて。
頭に葉っぱまでつけて、せっかくの綺麗な髪が台無しではないか。

■少女
私の髪なんてどうでもいいの!
昨日ここに私がお話してないパーティーが来たのでしょう!?

■男
そんな事か・・・しかたのないことだ。
ここに来る奴らが必ずお前の居る店に行くわけでない。
それに、俺が奴らに負けるとでも?

■少女
そんなことッ・・・・でも嫌なのよ。
貴方の遊び相手は私だけでいいの。

■様子
少女は男の普段と変わらぬ様子に勢いを削がれ、
身体についた葉っぱや枝をはたき落とすといつものように椅子へ座った。

■男
・・・・ふっ、アハハハハッ
そうか。それならより一層頑張るんだな。
貴様は世界に戦争を起こさせないための、誰も気付かぬ供物なのだから。

■様子
少女は男の笑いを不服そうに眺めていたが、続く言葉にゆっくりと口角を上げる。

■少女
ええ、私が貴方の暇つぶしでいる間は世界を支配していてくれるのでしょう?
貴方への恐怖で支配されたこの世界は、
今日は何も起きなかったという安心が平和へとつながる。

■男
半年前に交わした貴様との約束だが、そんな平和でいいなら容易いものだ。
まあ、その言い草の割には楽しんでいるように見えるがな。

■少女
貴方の所へ向かう準備のために立ち寄るパーティーに、
私が毒のある薬草を売っている誰も考えてないでしょう?
でも、いつかバレるんじゃないかっていうスリルが堪らないの。

■男
平和を望む割にはスリルを求める、か。
変わり者だな、貴様は。

■少女
半年も一緒にいるんですもの、貴方の影響なんじゃない?

■男
それなら、完全にこちら側にでもなるか?
人間世界の平和なんてどうでもよくなる。

■少女
嫌よ。私は今の状態がいいの。
あーあ、店に立ち寄らないパーティーがあるなら宿でも始めようかしら。

■男
宿、か。
面白い話の種になりそうだ。

■少女
そう?ならベッドの調達から始めなきゃ!
時間差で効果の出る毒薬でも混ぜたらいいかしら。
そうと決まったら今日はお茶会している場合じゃないわ。
申し訳ないけれどもう帰るわね。

■男
ああ、

■様子
男の同意と取れる言葉に気を良くした少女は嬉々として帰っていった。
その去っていく足音を聞きながら男は口角を上げる。

■男
人間とは単純だが思い通りに動かず、厄介だが面白い。
まだ暫くはアイツで楽しめそうだ。

■様子
翌日、世界を恐怖へと落とした原因を排除しようとするパーティーが宿へと訪れた。
宿の扉が開かれた先には少女が一人、カウンターに立っている。

■少女
いらっしゃい。
ここは薬草とか売るお店でもあるけれど、最近宿屋も始めたの。
この土地に骨を埋めてしまうくらいの接客をしてあげるから覚悟してね!

■様子
宿へ訪れたパーティーは少女の台詞に苦笑しつつも、楽しみだと返答すると
少女の案内のままに部屋へと向かっていった。

翌日、男の元には一通の手紙が届けられた。

■男
今宵はパーティーが散らかしていった片付けのせいでこちらへは来られない、か。
死んでいく者達が泊まる部屋だというのに、律儀なものだな。

おい、森の中枢辺りに死肉が転がっている。
今晩の料理に一品加えろと料理長に伝えておけ。

・・・・ああ、明日の道化話が楽しみだ。

----end

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衝動のままの原文(一部削除)

ある日、女の子が連れて来られました。
凄く泣いていて、迷子のようです。
家を尋ねると、もっと泣いてしまいました。
女の子は、泣きながら言います。

力があるのなら、こんな所で座ってないで喧嘩を止めて欲しい。

人と人との争いは面倒で、今まで只々眺めているだけでした。
女の子は泣きながら、真っ直ぐ相手を見据えます。
見られている方は、単純な毎日が変わるのならと引き受けました。

その変わりに

●遊び相手になれ

女の子との約束を守って、喧嘩を無くしました。

女の子は、近くの村で商人になりました。

女の子は、毎日毎日薬草を売ります。
女の子は、毎日毎日遊びに行きます。
女の子は、毎日毎日薬草を売った人たちの事を話します。

女の子は、毎日毎日静かであることが幸せです。
今日も、薬草を買いに来るお客さんが居ます。

「いらっしゃい。貴方で30人目。」

女の子は、いつもどおり薬草を売ります。
女の子は、31人目が遊び相手の所へ来た事を知ります。
女の子は、宿屋のお手伝いも始めました。
女の子は、もう遊び相手の所へ誰も来ないことに喜びます。

女の子は、今日も平和な一日であることが幸せです。
女の子は、今日も遊び相手と楽しく遊んでいます。

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